Apo散剤監査システム「おしゃべり天秤」
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更新日  2003.10.13    制作 大野 勝則        オンラインマニュアル       

【調剤過誤防止は、薬剤師の責務】

2002年は正月から保険薬局の調剤過誤問題が相次いでマスコミを賑わせてしまいました。当然のごとく患者さんの薬剤師を見る目は一段と厳しくなりました。
調剤過誤防止は、すべての薬剤師の共通命題であり、消費者の信頼を回復するための第一歩です。
趣味で開発したApo散剤監査システムを相次ぐ調剤過誤の報道に心痛める全国の開局薬剤師の方々にも御活用いただき、調剤過誤を1件でも減らせればと思いフリーソフトとして公開させていただきました。
Apo
散剤監査システムは調剤過誤防止の道具でしかありません。実際にお使いいただいて”使える”と思われたら、あなたの知り合いの薬局さんにお勧めください。調剤過誤ゼロを目指して薬剤師全員で努力すべき時です。

【著作権等】

・Apo散剤監査システムソフトは、フリーソフトです。このソフトを使用したことによって発生する損害についてすべての責任は、ソフトを使用する者にあるものとします。作者は一切の責任を負いません。また本ソフトの著作権は放棄するものではありません。

【対応OS】

・本ソフトは、Windows95・98・98SE・Meで動作確認がされています。
WindowsNT・2000・XPではシャットダウン機能が上手く働きません。

【セットアップ】
・セットアップは、基本セットの圧縮ファイルを解凍後、setup.exeを実行して、インストラーの指示に従うだけで、一般のWindowsアプリと同様にインストールできます。基本セットのインストール後、ご自分のPC環境にあったSanzai.EXEを上書きインストールして下さい。
・アンインストールは、アプリケーションの追加と削除から実行して下さい。(アンインストーラ付属)

【テキスト読み上げソフト】
・Apo散剤監査システムとして運用するには、このソフトの他に市販されている日本IBMのプロトーカー97などのテキスト読み上げソフトが必要です。

Microsoft Agentというテキスト読み上げエンジンを使ったフリーソフトが2本あります。お試し下さい。
http://interhills.power.ne.jp/muratagumi/reporter/
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/07/10/yomiagetool.html


【対象電子天秤】

・Apo散剤監査システムは新光電子(株)製造の音叉振動式電子天秤(OEM販売品のイシダ・大和はかり・高園産業等もOK)に対応するように作られています。
・他メーカの電子天秤(島津・A&D・ユヤマ)では、RS232Cデータフォーマットの形式が異なるため動作しません。
・2003.7 新たに高園産業の「リバランスLB−300M」などリバランスシリーズの電子天秤が、新光電子(株)のOEM品と判明しまし、リバランスシリーズの電子天秤でも「おしゃべり天秤」が使えます。
・新光電子CGHシリーズは、データフォーマットが一部異なり、g数読み上げが棒読みになってしまいます。DX版は対策済みです。

対応電子天秤 一覧  
フリー版 DX版
新光電子 DJM DJH DJSシリーズ DJM DJH DJSシリーズ及びCHGシリーズ
イシダ MB−A MB−Rシリーズ (音叉振動式)
高園 LB−300M LB−300H (音叉振動式)
A&D 未対応 データフォーマット不明
島津 未対応 データフォーマットは公開されているが人柱がいない。
ユヤマ 未対応 人柱1名玉砕済み


【周辺機器の推奨リスト】

ユーザの使用実例がある周辺機器をリストアップしてみました。周辺機器を揃える際の参考にして下さい。

【謝辞】

 まず自作散剤監査システムを公開された豊見先生に感謝いたします。随所に豊美先生のアイデアを採用させていただきました。
またDelphiをご紹介いただき、且つAPO散剤監査システムのデータベースを作成していただいたLinden氏に感謝。通信コンポーネントを公開していただいたX氏にも感謝いたします。さらに公開βテストにご協力いただいた開局薬剤師の方々にも感謝します。


【ダウンロード】

「おしゃべり天秤」は、使用するノートPCのCOM番号と計量結果集計の印刷の有無によって、使用するEXEファイルが異なります。

【インストール】
新規ユーザの方
1:下記の基本セットをダウンロード後、解凍してください。Disk1−Disk4のホルダーができます。
2:Disk1の中にあるsetup.exeを実行してインストーラの指示に従って任意のホルダーに基本セットをインストールしてください。
3:ご自分のPC環境にあったEXE2からEXE6のファイルをインストールホルダーに上書きしてください。

Ex1:電子天秤を接続するPCのCOMポート番号が2番、プリンターポート接続のレシートプリンタを使用する場合−>基本セットをセットアップした後、EXE4を解凍後、sanzai.exeをインストールホルダーに上書きしてください。

「おしゃべり天秤」バージョンアップユーザの方
1:ご自分のPC環境にあったEXE1からEXE6のファイルを解凍後、sanzai.exeをインストールホルダーに上書きしてお使いください。
Ver2.9までの計量データは、継続して使用できます。                                         


・お使いになってのご意見・ご要望・ご感想は「Q&A掲示板」に書き込んで下さい。
・ユーザ間の情報共有のためメールよりも掲示板に書き込んで下さい。

フリーソフト版
基本セット

 Ver3.0
2002/10/28

作者 大野勝則

内   容

対応OS・Windows95・98・98SE

ノートPCのCOM番号  1番 (電子天秤と接続するCOMポート)
計量結果の印刷は、一般のWindowsプリンターで
A5コピー用紙に印刷する設定です。

セットアップは、基本セットの圧縮ファイルを解凍後、setup.exeを実行して、インストラーの指示に
従うだけで一般のWindowsアプリと同様にインストールできます。
Apo30FD.LZH
FD(4枚)インストール用


Apo30CD.LZH
(CDイメージインストール用)
4741KB




4737KB
【重要】
基本セットの設定環境が、自分のPC環境と異なる場合は、まず基本セットのSetup.exeを実行してデータベース関係のファイルをインストール後、自分のPC環境に合ったSanzai.EXEファイルを下記よりダウンロードして、インストールホルダー内に上書きコピーして下さい。
オンラインマニュアル。    A4印刷用マニュアル  P1  P2  P3
電子天秤と接続する
COM番号
印刷(プリンター)  ダウンロードファイル              備考

EXE1

上書き用
1番 A5用紙 上余白15mm
Apo30PA1.lzh
498KB 旧バージョンPA1タイプからの
上書きバージョンアップ専用

EXE2

2番 A5用紙 上余白15mm
Apo30PA2.lzh
498KB 上書き用Sanzai.exeのみ

EXE3

1番 用紙幅80ミリレシートプリンター
Apo30PR1.lzh
498KB

EXE4

2番 用紙幅80ミリレシートプリンター
Apo30PR2.lzh
498KB

EXE5

1番 無し(画面確認のみ)
Apo30Np1.lzh
491KB

EXE6

2番 無し(画面確認のみ)
Apo30Np2.lzh
491KB



「おしゃべり天秤DX2」登場 (シェアウェア 試用期間30日   Windows98.98SE.Me.2000.XP対応

「フリー版おしゃべり天秤」既存ユーザからの機能拡張要望に応えるべく、本職のプログラマーLinden氏に機能拡張をお願いして作成していただきました。
これだけ新たな機能を付加したにも関わらず、簡単操作というコンセプトが失われていないのは流石にプロの技と感嘆しています。

機能拡張の内容  作者 Linden氏 

     1:薬品充填作業の読み上げ確認・レポート印刷をサポートし、充填時の取り違えミスを防止します。
      JANコードと登録薬品名の2重チェックを、目と耳でダブルチェックで充填ミスを無くせます。
  
     2:予製剤を使った秤量時に、配合医薬品毎への自動振り分け機能をサポート。
       予製剤のJANを読ませ、秤量するだけで処方箋記載の配合医薬品名で記録・集計・印刷されるため、
       迅速で正確な監査が実施できます。
 
       ABC予製剤を10g計量すると −−−>  A薬品 5.0g 
                                 B薬品 3.5g
                                 C薬品 1.5g という具合に自動的に振り分けます。

     3:環境設定ファイルのサポートにより各種の動作環境を設定変更が可能です。
              COMポート番号の設定、
              プリンター上マージの設定
              g数読み上げの有無を選択、
              計量値の四捨五入の選択、
              薬局名の登録  

     4:期間別使用医薬品リストの印刷(期間を任意指定可能)
              在庫管理・発注業務・棚卸し業務に最適

     5:・薬品マスターへのレセコンなどで作成したCVSファイル(JAN、薬品名、備考)を読み込むことで、
        薬品マスターの作成が容易になりました。
 

     6:ご要望の多かったWindows自動シャットダウン機能がパワーアップして復活。
        各ユーザのお好みにより環境設定にて選択できるようになりました。

     7:計量履歴表示部分に計量回数(行数)を表示できる様になった。
       長期投与(60−120日)の計量中に、今までに何回(何日分)計量したのかを画面で
容易に確認できます。
 
     8:水剤監査機能の搭載。
       水剤の調剤に当たって、薬品マスター登録時に水剤として登録しておけば、テンキーボードにてml数を
       手入力し記録集計するか、あるいは銘柄名の読み上げだけを環境設定にて選択可能です。
       もちろん、水剤の予製剤登録も配合銘柄毎に自動振り分けが出来ます。

     9:散剤の分包品を開封して使用するような場合、JAN読み込み−>銘柄読み上げ−>ENTERキーで
       テンキーボードから直接g数を手入力することが出来るようになりました。
       一々天秤に載せて・・・・・と言う作業が解消できます。

     10:軟膏・クリームなどの練合(計量混合)時にもJAN読み込み−>銘柄読み上げ−>ENTERキーで
        キーボードから直接 g数を手入力することが出来ます、もちろん予製剤登録すれば配合銘柄毎に
        自動振り分けします。

    

拡張機能の詳しくは 「おしゃべり天秤DX2」オンラインマニュアルをご覧下さい。フリー版のデータは継続してお使いになれます。

動作が遅くなってなってきた−> 「古いデータ削除ツール」(フリー版・DX版対応)

フリー版公開から1年以上が経過し、計量記録データが多くなる=ファイルが肥大してくると、計量記録保存時にHDDへスワップ処理が発生するため、動作が遅くなります。
動作が遅くなったと感じたら、古い計量データを削除することで、動作が軽快になります。

古いデータ削除ツールの使い方:(Linden氏制作)
・削除ツール実行前に、現在のデータを必ずバックアップして下さい。
・ダウンロード後解凍して、San_Del.exeを、任意のホルダーにコピー、実行して下さい。
・初期設定では3ヶ月前の日付が表示されます。直近3ヶ月間の計量データを残してそれ以前のデータを自動的に削除します。
もう少し長くデータを残したければ、任意の日付を入力して、実行して下さい。
3−6ヶ月に1回実行すれば、快適な計量作業が維持出きると思います。
  San_Del.lzh  
304Kb

補足:バーコードラベルの作成は、桐V8やアクセスなどのデータベースアプリケーションで作成するか、ラベル印刷用のソフトでもバーコードを印刷できるものがあります。
13桁のJANに対応しています。8桁短縮JANは、0000049******という具合に0を5個付けて13桁にできるバーコードリーダならば使用できます。

桐Ver9 体験版がダウンロード出来ます。        自作バーコード印刷ホーム(桐V8用)


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