K-Rp 4.05版 (アップデート差分)

下記テキストを熟読の上、アップグレードを行って下さい。

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【名  称】
 桐ver9 調剤支援システム K-Rp 4.05版 (アップデート差分)
【登 録 名】
 Krp405.LZH (約270Kb)
【登 録 日】
 2006/05/01
【著作権者】
 悲しげ and K-Rpプロジェクト(代表著作権者:悲しげ)
 本システムは『カンパウェア』です。
【掲載者名】
 悲しげ白秋 kanasy@phoenix-c.or.jp
【動作環境】
 桐ver9 上でお使い下さい。
 なお、この4.05版の開発は桐ver9-2006(桐9-2004 sp3)で行いました。
【作成方法】
 LHaにて圧縮しています。
 解凍後、アップデート一括処理によってシステムを4.04版から4.05版にアップデートします。
【サポート】
 http://www.phoenix-c.or.jp/~kanasy/qabbs/rightbbs.cgi
 http://www.kusuriya.com/krp/
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▼本版は、主要には2006年4月の調剤報酬改定に伴うそのレセプト作成印刷対応版です。
▼具体的なアップデートの方法。
 K-Rp 4.04版で実際に使用しているディレクトリに、この "Krp405.LZH"を解凍して下さい。同名既存ファイルについては、全て上書き解凍となります。上書きしないとアップデートされませんのでご注意下さい。
 念のため、バックアップを取ってから実行して下さい。時々、勘違いしている方がいらっしゃるので、ここで2〜3補足しておきますと、この場合のバックアップと云うのは、K-Rpメインメニューの「5:各種マスター」にある「7:バックアップ」を指すだけではありません。できれば、MO等の他メディアか、同一HD内の別フォルダに一時的に現行版のデータ一式をコピーしておくことをお勧めしておきます。
 さてその上で、"セット405.cmd" をダブルクリックして一括処理実行させて下さい。
▼Up-Date終了後に、レセプトデータの作成印刷に先立って、幾つかやることがあります。
 ひとつは外字の変更です。マル特指→マル指、マル手→マル薬、マル品→マル後に変わることから、同梱の「KrpWga5.LZH」を解凍し、中の「Yondene.txt」にそって処理した後、K-Rpを起動して初期設定で外字を変更して下さい。これは必ずレセデータ作成の前に行います(レセプト印刷の前ではなく)。なお、マル後の外字コードはマル品と同じになっているし、マル薬は既存ですから、新たに設定を要するのはマル指だけかも。
 ふたつめ、レセプト明細書印刷用のrcpt.rptを微変更しています(変更箇所は後述)。従来使っていた「RCPT.rpt」は「RCPTb200604.rpt」にリネーム保存してありますので、必要なら各自でカスタマイズして下さい。他に、実験用として公費印字用と電算出力ふうのrptも参考出展しておきます。
 自立支援法の自己負担上限額にもそれなりに対応試行したつもりです。なお、5%付加給付が存在する場合は、毎月レセデータ作成の直前に(K-Rpのメニューからではなく)別途「F5自立付給.cmd」を一括処理実行して、該当する保険者を指定して試して下さい(この処理は今のところ毎月必要との想定で作ってあります)。
 そうそう、この際に注射剤の用法も「1日2回(朝10単位、夜13単位)」のように、初期設定で変更しておいた方がいいかも。
▼rcpt*.rptの変更明細等は以下のとおり。
(1)下部「指導料」を「薬学管理料」に。
(2)基本料は
  #cond(&基注=1,"基注",&調剤基本料=49,"基1",&調剤基本料=21,"基2",1,"基3")
   ↓
  #cond(&調剤基本料=19,"基注",1,"基")
(3)指導料は[特指加算]→丸指、[手加算]→丸薬、即ち
#cond([歴加算]>0,#STR([歴加算])+" ")+#cond([特指加算]>0,&丸特指+#STR([特指加算])+" ")+#cond([防A加算]>0,&丸防A+#STR([防A加算])+" ")+#cond([防B加算]>0,&丸防B+#STR([防B加算])+" ")+#cond([手加算]>0,&丸手+#STR([手加算])+" ")+#cond([薬加算]>0,&丸薬+#STR([薬加算])+" ")+#cond([長1加算]>0,&丸長A+#STR([長1加算])+" ")+#cond([長2加算]>0,&丸長B+#STR([長2加算])+" ")+#cond([品質加算]>0,&丸品+#STR([品質加算])+" ")+#cond([服加算]>0,&丸服+#STR([服加算])+" ")+#cond([訪加算]>0,&丸訪+#STR([訪加算])+" ")+#cond([老訪加算]>0,&丸老訪+#STR([老訪加算])+" ")+#cond([麻管]>0,&丸麻+#STR([麻管])+" ")+#cond([服指加算]>0,&丸服指+#STR([服指加算])+" ")

#cond([歴加算]>0,#STR([歴加算])+" ")+#cond([特指加算]>0,&丸指+#STR([特指加算])+" ")+#cond([防A加算]>0,&丸防A+#STR([防A加算])+" ")+#cond([防B加算]>0,&丸防B+#STR([防B加算])+" ")+#cond([手加算]>0,&丸薬+#STR([手加算])+" ")+#cond([長1加算]>0,&丸長A+#STR([長1加算])+" ")+#cond([長2加算]>0,&丸長B+#STR([長2加算])+" ")+#cond([品質加算]>0,&丸品+#STR([品質加算])+" ")+#cond([服加算]>0,&丸服+#STR([服加算])+" ")+#cond([訪加算]>0,&丸訪+#STR([訪加算])+" ")+#cond([老訪加算]>0,&丸老訪+#STR([老訪加算])+" ")+#cond([麻管]>0,&丸麻+#STR([麻管])+" ")+#cond([服指加算]>0,&丸服指+#STR([服指加算])+" ")
(4)変数「&丸品」の中味は実は「マル後」。そう、いかにも手抜きである。(^^;)
(5)rcpt*k.rptでは[K1負][K2負]を生かす(つまり現行どおり)、ついでにrcpt*d.rptも。
(6)ユーザ作成の既存の「RCPT.rpt」は「RCPTb200604.rpt」の名でリネーム保存した上で、今回「RCPT.rpt」を新様式のとしてある。
(7)レセ明細の画面参照用フォーム(レセプトG1.wfm)も同上の対応。
▼レセ集計表は今回は未検討。唯一の変更点は、2000点超でのコピーが不要になったことに関して、[写]項目で2000点以上に「○」から1500点以上に「★」。(^^;)
▼実験的に、領収書画面で負担率を訂正入力可にしてみました(但し公費分の負担率は自動取得はされないと思う)。他に選定療養等も入力可に。
▼領収書の表記も改良を加え、特定保険医療材料料を別途取得、費用区分も想定値を表示・印刷可としてみました。
▼今回のup-date時に次の処理を行っています。
(1)薬歴c表において、4月以降のデータについては、「特指」を単に「指」、「手」を「薬」に、「品」を「後」に振替。
(2)薬歴c系の表(古薬歴含む)に選定療養等・材料料の項目を増設。
(3)患者マスター表に自立支援5%付加給付用フラグ項目をひっそり増設。
▼その他の改良点は、後述の「【付】4.05版の改良点」のとおり。

 βテストにご協力下さった方に感謝。<(_ _)>          悲しげ 記
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【付】4.05版の改良点
●バグ修正。
・公費有無.kevで公費のみの指定ができない件、訂正。
・公費振替処理で(桐の?)エラーあり、回避。
●主要には2006年4月の調剤報酬改定/そのレセプト作成印刷対応版である。
●Up-Date終了後にやること。
(1)外字の変更。マル特指→マル指、マル手→マル薬、マル品→マル後にそれぞれ変更になった。同梱の「KrpWga5.LZH」を利用して初期設定で外字を変更する。なお、マル後の外字コードはマル品と同じ。
(2)レセプト明細書印刷用のrcpt.rptを微変更。従来使っていた「RCPT.rpt」は「RCPTb200604.rpt」にリネーム保存済。(他に公費印字用と電算出力ふうのrptも参考出展)
(3)自立支援法の自己負担上限額にも対応試行。5%付加給付がある場合は、レセデータ作成の直前に(K-Rpのメニューからではなく)別途「F5自立付給.cmd」を一括処理実行して保険者指定する(毎月)。
●4月以降のデータについては、up-date時に「特指」を単に「指」、「手」を「薬」に、「品」を「後」に振替済み。
●実験的に、領収書画面で負担率を訂正入力可にしてみた(但し公費分の負担率は自動取得はされないと思う)。他に選定療養等も入力可に。特定保険医療材料料を別途取得、費用区分も想定値を表示・印刷。
●レセ集計表は今回は未検討。唯一の変更点は、2000点超でのコピーが不要になったことに関して、[写]項目で2000点以上に「○」から1500点以上に「★」。(^^;)
●薬歴系wfm、調剤録系rptの「各種指導料」表記を「薬学管理料」に。
●マニュアル(help)は未改訂。(^^;)
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ダウンロードファイル名は "Krp405.LZH" です。


Krp405.LZH (約270Kb)