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【名  称】
K-Rp(Win) Yakmas 2004年04月分 アップデート処理
【登 録 名】
KrpY31.LZH (約410kb)
【登 録 日】
2004.03.30
【著作権者】
Yakmas及び薬情データの原著作権は佐藤グループにあります。
【掲載者名】
悲しげ kanasy@phoenix-c.or.jp
【動作環境】
K-Rp4.*版(桐ver.9対応版)のシステム一式及び桐ver9(sp1以降)が必要です。
【サポート】
http://www.phoenix-c.or.jp/~kanasy/krp.html
http://www.kusuriya.com/krp/
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 本LZHファイルはK-Rp(Win)システムの存在するディレクトリで解凍して下さい(もし同名ファイルについては必ず「上書き」解凍のこと)。しかる後に「セットY31.cmd」を一括処理実行すれば、薬価収載品目マスター表(Yakmas.tbl)及び自店薬品マスター表(薬品.tbl)が新薬価にアップデートされます。
 作業は、なるべくなら4月1日の朝か3月31日の夜(つまりは3月分の処理が完了した後で)、行った方が無難です。
 今回は次の処理を実行しています。
(1) Yakmas.tblでは、想定しえた全品目について新薬価に置き換え、後発品フラグも更新した。
 併せて、3月で経過措置切れとなる品目や薬価本から削除される品目をYakmas表から削除(経過措置延長となる品目は残した)。銘柄収載から統一名収載に変更になった品目に[補code]値を付与、その逆となる品目については[補code]値は除去。「塩酸コカイン」のコードも変更(内服から外用に)。
(2) Yakmas.tblと薬品.tblとも新薬価に更新。念のため、従来の薬品.tblは「薬品200403.tbl」の名で保存しておくこととした。
(3) 自店マスターでは、今回薬価が更新されなかった品目をリストアップして印刷可能としている。これら品目は経過措置切れとなる品目の候補(code変更となる品目を含む)でもある。

 「新旧コード振り替え処理」について補足します。
 本年3月で経過措置切れとなる品目の中には、Kcodeの異なる後継品目に切り替わったものがあります。このような場合は、データの互換性・連続性の観点から、既存データの旧[Kcode]値を新しい(正しい)コード値に遡り修正しておいた方が好ましいことになります。以下にManualの【11】薬品マスターの操作からやり方を引用しておきます。
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 まず自店薬品マスターに、旧code品目の後継に相当する新code品目を「新規採用」しておく必要があります、これは前提です。その上で、各新旧品目の振り替え処理を次のように実行して下さい。
  @ある旧code品目上で、OLDの[O]キーを押す。
  A次に、当該品目の後継となる新code品目にカーソルを移して
   NEWの[N]キーを押す。
  Bこれで、新/旧code品目の1組を指定したことになるので、
   それでよければ[OK]。
  Cすると既存データ(処方入力表,現在の薬歴a表,雛型処方表)中
   の旧code品のKcode及び品名を新codeのそれに振り替えられる。
  Dなお、このような組合せが複数あった場合、上記@〜Cの処理
   は1組づつ実行する。
 数点補足します。後継となる品目を新規採用した際には、在庫数・最低数・期限・薬情code…などは自動的には継承されないので、手動にて振り替える必要があります。併せて、旧code品の在庫…などを0(空)にすることもお忘れなく。
 この処理は「メインメニュー/D各種マスター/1:薬品マスター」から呼び出す薬品一覧の画面から実行します(処方入力画面からのマスター呼び出し等では実行不能)。それと、この処理の対象は、基本的に後継=品名+規格単位が同じ場合に限っています。それ以外の場合はやはり別品目として扱うべきでしょう。
 振替は薬歴a表(現在の処方歴保存表)内に存在する当該データ全てについて行います。経過措置切れの場合、本当は「ある時点」からの変更なのですが、それらは品目によって告示時期や仕入時期、あるいはユーザのデータ分離の状況等も異なっているので、一般的に「不定」と見なさざるをえません。よって、全期間についての実行としています。このことによって、当月分のレセプト明細データ中に新旧code品が混在することや、Do読み込みで旧code品を拾ってしまう危険を排除している訳です。
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 なお、K-Rp4.00版でこの新旧コード振替処理を実行する場合は「原則として薬価や単位が異なるものには振り替えできません!」と表示されますが、慌てず騒がず「訳あり強行=OK」を選んで処理を進めて下さい。これを作った時は、薬価改訂のことまで頭が回らなかったのです。(^^;)

ps.1
 N氏、Ohon氏をはじめ情報収集・入力作業に強力に協力いただいたメンバーに深謝。また、安田さん・鵜飼さんはじめ佐藤グループにも感謝申し上げます。<(_ _)>
 ここで、KETAさん(故人)への謝辞を書けないのが何とも淋しい限りです。(;_;)

ps.2
 小さな親切として「新旧薬価対照(A4横)」データも一覧印刷できるようにしておきましたので、必要なら随時どうぞ。

ps.4
K-Rpの薬品IDコード体系は、当面はこのままで進みます。「Hotコード」や「レセプト電算処理コード」の関係については、様子を見ながら検討していくことにします。
                                悲しげ 記
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ダウンロードファイル名は【KrpY31.LZH】です。