2006年4月対応版 薬品マスターです。

下記の説明を熟読の上、アップデートを行って下さい。

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【名  称】
K-Rp Yakmas 2006年04月分 アップデート処理
【登 録 名】
KrpY34.LZH (約180kb)
【登 録 日】
2006.03.30
【著作権者】
Yakmas及び薬情データの原著作権は佐藤グループにあります。
【掲載者名】
悲しげ kanasy@phoenix-c.or.jp
【動作環境】
K-Rp4.03版(以降)のシステム一式及び桐ver9が必要です。
なお、桐システムはver9-2006(桐9-2004 sp3)以外での挙動は未確認です。
【サポート】
http://www.phoenix-c.or.jp/~kanasy/krp.html
http://www.kusuriya.com/krp/
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 本LZHファイルはK-Rp(Win)システムの存在するディレクトリで解凍して下さい(もし同名ファイルについては必ず「上書き」解凍のこと)。しかる後に「セットY34.cmd」を一括処理実行すれば、薬価収載品目マスター表(Yakmas.tbl)及び自店薬品マスター表(薬品.tbl)が新薬価にアップデートされます。
 作業は、なるべくなら4月1日の朝か3月31日の夜(つまりは3月分の処理が完了した後で)、行った方が無難です。それと、今回はK-Rp本体(Krp404.LZH=セット404.cmd)のアップデートもあるのですが、念のためこちらの薬価データの方を先に実行するようにして下さい。
 今回は次の処理を実行しています。
(1) 前回(2005/12)以降に新規収載された品目を追加。若干のコード変更品についても追加(但し気が付いた分だけ数百品目)。
(2) Yakmas.tblと薬品.tblとも新薬価に更新。念のため、従来の薬品.tblは「薬品200603.tbl」の名で保存しておいた。
(3) Yakmas.tblでは、3月で経過措置切れとなると思われる品目を削除(経過措置延長となるものについては今回未考慮)。ただし、銘柄収載から統一名収載に変更される品目(あるいはその逆となる品目)の[補code]値については今回未処置。「カタリン*」の微変更についても未処置。
(4) 自店マスターでは、今回薬価が更新されなかった品目をリストアップして印刷可能としている(「薬価未更新調べA4横」)。これら品目は今回経過措置切れ品目の候補(code変更品を含む)でもあるので、余計なお節介で品名の先頭に「×」を付けて[経]項目には「削」を記入しておいた(cf.後述)。
(5) 小さな親切として自店マスター「新旧薬価対照A4横」データも一覧印刷可能。

 「新旧コード振り替え処理」について補足します。
 本年3月で経過措置切れとなる品目の中には、Kcodeの異なる後継品目に切り替わったものがあります。このような場合は、データの互換性・連続性の観点から、既存データの旧[Kcode]値を新しい(正しい)コード値に遡り修正しておいた方が好ましいことになります。以下にManualの【11】「薬品マスターの操作」からやり方を引用しておきます。
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 まず自店薬品マスターに、旧code品目の後継に相当する新code品目を「新規採用」しておく必要があります、これは前提です。その上で、各新旧品目の振り替え処理を次のように実行して下さい。
  @ある旧code品目上で、OLDの[O]キーを押す。
  A次に、当該品目の後継となる新code品目にカーソルを移して
   NEWの[N]キーを押す。
  Bこれで、新/旧code品目の1組を指定したことになるので、
   それでよければ[OK]。
  Cすると既存データ(処方入力表,現在の薬歴a表,雛型処方表)中
   の旧code品のKcode及び品名を新codeのそれに振り替えられる。
  Dなお、このような組合せが複数あった場合、上記@〜Cの処理
   は1組づつ実行する。
 数点補足します。後継となる品目を新規採用した際には、在庫数・最低数・期限・薬情code…などは自動的には継承されないので、手動にて振り替える必要があります。併せて、旧code品の在庫…などを0(空)にすることもお忘れなく。
 この処理は「メインメニュー/D各種マスター/1:薬品マスター」から呼び出す薬品一覧の画面から実行します(処方入力画面からのマスター呼び出し等では実行不能)。それと、この処理の対象は、基本的に後継=品名+規格単位が同じ場合に限っています。それ以外の場合はやはり別品目として扱うべきでしょう。
 振替は薬歴a表(現在の処方歴保存表)内に存在する当該データ全てについて行います。経過措置切れの場合、本当は「ある時点」からの変更なのですが、それらは品目によって告示時期や仕入時期、あるいはユーザのデータ分離の状況等も異なっているので、一般的に「不定」と見なさざるをえません。よって、全期間についての実行としています。このことによって、当月分のレセプト明細データ中に新旧code品が混在することや、Do読み込みで旧code品を拾ってしまう危険を排除している訳です。
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ps
 情報収集・入力作業に強力に協力いただいたメンバーに深謝。また、安田さん・鵜飼さんはじめ佐藤グループにも感謝申し上げます。<(_ _)>

                                悲しげ 記
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ダウンロードファイル名は【KrpY34.LZH】です。